TOPメッセージ

社会福祉の仕事に携わっている喜びと誇りを感じてください。

社会福祉法人野田福祉会 理事長 宮下正明社会福祉法人野田福祉会 理事長 宮下正明

平成10年4月の特別養護老人ホームハーモニー開設以来、平成15年にはケアハウスハーモニーコート、グループホームハーモニーあかさか(平成27年ハーモニー美木多へ増床移転)、平成18年にはグループホームハーモニープラザ、そして平成23年4月には特別養護老人ホームハーモニーエスペランサの開設と、社会福祉法人野田福祉会は着実に発展を遂げてきました。
職員数も当初30名程度でしたが、現在では190名を数えるに至っています。
その中で一貫して目指してきたことは、法人の利益のみではなく、「利用者と働く者の幸福」、そして「社会福祉の発展」です。今日の激動する社会福祉制度の中で、現場にいる私たちの間を取り巻く状況には厳しいものがあります。
しかし、援助を必要とされる方のため、社会福祉の灯を消してはいけないと考えています。

私たちが求める人材像は簡潔です。
まず、積極性と柔軟性を忘れず、どんなときでもプラス思考の方です。
現代社会はめまぐるしく変化しており、昨日の常識は今日の常識ではないということもよくあります。
社会福祉の世界も決して例外ではありません。
積極性と柔軟性を意識し、旧い慣習を受け継ぐと同時に、「まずやってみよう」とより新しいことにチャレンジして下さい。
次に、福祉の精神とビジネス感覚の両立できる方です。
この2点を常に心がけ、日々与えられた仕事に熱中して欲しいと考えています。
そして社会福祉の仕事に携わっている喜びと誇りを感じて下さい。

職員に常に追い求めて欲しいのは“Break Through”です。
何事にも集中して取り組み、一生懸命やっているうちに、今まで断片的にしか理解していなかったことが、つながりを持って肌で理解できるようになります。
しかし、その日はすぐにはやってきません。経験の集積が必要となります。
日々の仕事、または趣味、何事に対しても集中して一生懸命取り組むこと、あきらめないで継続することを心がけて欲しいと思います。

職員教育の一例として、当法人における人事考課制度を紹介したいと思います。
目的は「人材育成と組織の活性化・賃金処遇の明確化」です。
年2回(4月から9月を前期、10月から3月を後期)行います。
手順は30項目の評価表(目標管理1項目を含む)による自己評価⇒1次評価⇒面接⇒最終評価という流れになります。
特に面接においては、上司から部下に対し評価結果を伝えると同時に、部下から上司へ悩みや要望等を伝える良い機会にもなります。
このように風通しの良い組織作りにも配慮しています。

私たちの理念は「前途洋洋」です。
あいまいな言葉ですが、この言葉からは、プラス思考、明るい未来等が連想されると思います。
それと同時に、自ら未来を切り開く強さも感じさせます。
私たち社会福祉法人野田福祉会は、利用者、職員、地域の皆様と共に明るい未来を切り開いていきたいと考えています。

社会福祉法人野田福祉会 理事長 宮下正明